みなさま、こんばんは✩
まだまだ冷え込んでおりますね。
日曜日にみそ作りイベントに行ってきました。
3年前から毎年このイベントに参加していて、
今回3回目。
そもそもなぜこのイベントに参加しようと思ったかというと、
私のなかでは
お味噌(調味料)=『買うもの』だったのだが、
『手作り』というのに興味を持ったことと、
お味噌の作り方だけでなく、お味噌や自然界の菌や植物が持つ『醸す』チカラなどを知りたかったこと。
そしてこのイベントがあるプロジェクトの一環であり、その考えに賛同したから。
そのプロジェクトとは、
イベントの主催者の方とお寺のお庫裡さんが、
東日本大震災の被災地へ復興支援のため、
このお寺で醸したお味噌などを東北へ届ける活動をしている。
東日本大震災後、被災地への支援で何かしたいと思っていたけど、
結局何をしたらいいのか、何を必要とされているのかよくわからなかった。
だけど、このプロジェクトを応援することで、少しでも東北の方々への支援に繋がったらいいなぁと思っている。
なぜ東北への支援がお味噌なのかというと、
『味噌を摂取することにより
体内からの放射性同位元素の排出が
促進される』 のだそう。
福島第一原発事故の際、
皆、味噌を買い込むため、
被災地では味噌不足だったんだとか。
日本のお味噌がバカ売れしたという記事を見たことがある。
長崎で原爆が投下された時も、
被爆した方で、お味噌を摂っていた方は原爆症にならなかったという話を聞いた。
麹菌で醸された味噌のチカラって
ホンマにスゴい!!
そしてその知恵を持っていた昔の人達もスゴい!!
なにはともあれ、
体に良いものは好きやし、
この手作りのお味噌がとてもおいしくておいしくて(๑´ڡ`๑)♡
仕込んだお味噌を翌年開いて、
1人1キログラム持ち帰るのだが、
すぐに使ってしまって、
あっという間になくなってしまう。
それくらいおいしい!!✩
お味噌はカビが繁殖しないよう、
真冬の寒空の下で仕込む。
それがめっちゃ寒い!!
寒い寒いとみんなで言いながらも、
みんなでワイワイしながら仕込むから
なんだかんだで楽しい!!( ・ㅂ・)و ̑̑
作り方は、
主催者の方々が育ててくださった
無農薬大豆3種類を使って、
杵と臼で煮た大豆を潰し
酒蔵から購入した麹と塩を混ぜて、
味噌玉を作って木樽に投球!!
↑↑↑空気を抜くために、本当に思いっきり投球するのだ。
木樽に詰め終わったら、しっかり上から抑えて空気を抜いて、
酒粕で蓋をして、
上からラップして
樽をビニール袋に入れて(たまりがこぼれるため)
お寺の庫裡で1年間醸造してもらう。
愛情込めて、出来上がりを祈って、
メッセージを添えて✩
ちゃんと出来上がるかは、翌年樽を開くまでのお楽しみ(*´╰╯`๓)♬
毎年、出来が違っていて、作り手によっても違うのだそう。
主催者さんによると、
同じ日に仕込んで同じ場所に保管しているのに、
全くカビない樽もあれば、色とりどりのカビが発生する樽もあるのだそう。
私たちの去年仕込んだ樽は、
全くカビることなく、白カビすらないキレイなお味噌!!
めっちゃいい香り(๑´ڡ`๑)♡
東北の方々にも喜んでもらえるといいなぁ♡
お味噌1kgと、蓋してあった酒粕も少しいただきました。
このお味噌で、みそマヨネーズで野菜をディップして食べるのが楽しみ♡
味噌樽開きの後、
今年もお味噌を仕込むのだろうと思っていたら、
な、なんとッ!!
今年はお味噌が仕込めないとのこと!!
理由は、
昨年夏の40℃越えの猛暑の影響で、
豆がならず、枯れてしまい、
大豆の収穫量が
一昨年の10分の1になってしまったのだとか。
人間にもかなりのダメージを与えた猛暑だったけど、植物にもキツイ状況だったのね(`・ω・ ;)
しかも大きい台風も直撃したし、
自然の猛威は恐ろしい、、、
お味噌作りができなくなってしまったので、
主催者さんが朝早くに山に行って、
新鮮なフキノトウを取ってきてくれて、
ふき味噌作りのワークショップを開催してくれました✩
新鮮なフキノトウのいい香り♡
中々、農薬のかかってないフキノトウをとることは私の日常生活では難しく、
ふき味噌をつくることもやったことがないので、貴重な体験でした✩
めっちゃおいしい♡
温かいご飯にのっけて食べたい♡
こんな恩恵にあずかれることが
とても幸せに感じる今日この頃です✩
今年は大豆の種植えにも参加してみたいなぁ✩
めっちゃ長文になっちゃったので、
今日はこのへんで✩